今月予定していた講習会申し込みを頂いておりましたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
先日の白馬は東京から行った私達にとっては、大変寒く感じる日でした。
このような気温の低下は庭(植物達)も動きが止まります。それでも、庭の中ではバラやその他の宿根草、ハーブ類は元気に花を咲かせたり、色合いが良くなったり、グラスガーデンなど見どころは所々にあります。
来年度にはAutumn Garden(オータムガーデン=秋の庭)エリアに着手しますので、更に植物が植わり、楽しみになるでしょう。
月に一度、マークがこちらのお庭に伺いコンサルティングをしているのはガーデナーの育成も兼ねていますので、今日はウォールドガーデン内のつるバラ用誘引のワイヤー掛けを西田ガーデナーと一緒に行いました。
グラスガーデンからホテルを臨む マークが西田ガーデナーにバラ誘引ワイヤーのアドバイス中
今月は白馬コルチナイングリッシュガーデン内に球根を植えます。
スタッフ全員に各球根の特徴や違いを説明、球根の種類ごとに配置するヒントをお伝えし、球根によって違う植え方や道具の使い方、球根同士の植える間隔、増える球根、増えない球根などのレクチャーを行って作業開始。
一斉に球根植えのスタートです 西田さんと畠山さんはロック&コニファーガーデン
白馬コルチナイングリッシュガーデン内には今年スイセンで5種類、チューリップで8種類、カマシア1種類、フリチラリア(2種類)、その他などが植わっています。各球根でも数種類の違った品種が混ざっています。今年植える予定の球根数は2000球近く。まずはトライアルでもあるため、さほど多い数ではありません。
カマシアの球根はこんなに大きいんですよ ローズガーデン内にも球根を植えます
ホテルグリーンプラザ白馬の場所は特に雪が多く、雪解けもゴールデンウィーク頃かな?
4月中ごろでも春スキーが楽しめる地域です。そのため、チューリップやスイセンでも遅咲きの品種を選び、マークが球根一つ一つの背丈や色合いを考えながら配置していきます。
庭を散策する人の目線、咲いた時のデザイン上のカラーコンビネーションも考え、ホテルの部屋、レストランからの眺望も考慮して計画を練ります。
咲いた時の光景や春が来た時のワクワク感など想いながら、一つ一つの球根を大切に土の中に埋めていきます。来年の春までさようなら~!!毎年のように白馬にやってくる遅い春が来年はさらに楽しみです。