The Queens(ザ・クィーンズ)と呼ばれるこちらのフォーマルガーデンは[スードリー城 (Sudeley Castle) No.1]でお話したように4人のイングランド女王にちなんで名付けられた庭で、70種類以上のバラが植えられ、6月のピーク時には香りや色合い、重厚感、素晴らしい光景を魅せてくれます。
建物に近いボーダー The Ruins Garden(ザ・ルインズガーデン)
The Ruins Garden(ザ・ルインズガーデン)は荒廃したバンケットホールをバックにわざとクレマチスやバラを自然風に、優美に古びたガラスなしのゴシックウィンドーに這わせ、ドラマティックにロマンティックに演出しています。フロミス(エルサレム・セージ)なども植栽され、一つの空間を創りだしています。
優しい色合いのイングリッシュローズ The Knot Garden(ザ・ノットガーデン)
こちらのThe Knot Garden(ザ・ノットガーデン)の基本スタイルはエリザベスⅠ時代に大変人気がありました。
スードリー城の中に飾られているエリザベスⅠの肖像画の中で、彼女が着ているドレスのパターンをベースにデザインされ、1995年に植栽されたガーデンでもあります。
当時、1200本のボックスウッドを使用し、フォーマルな幾何学的な模様を取り入れ、その周りの砂利も色合いを考えて、デザインされています。