スードリー城 (Sudeley Castle) No.1

ガーデナーの私達にとって、一年のうちでも忙しい秋、11月になって植栽工事、メンテナンスの業務がMAXになっておりまして、日頃のお仕事記事が追い付いてないのですが、その記事や風景はまた書き込みができる時にちょっとずつ掲載していきますので、その間、イギリス話題でお楽しみ下さい。

今日ご紹介するのはスードリー城。
スードリー城はコッツウォルズの中心Cheltenham(チェルトナム)から北東へ約12kmくらいのところにあるWinchcombe(ウィンチクーム)という地域の近くにあります。

ここは英国の歴史上、度々登場するKing Henry VIII(ヘンリー8世王)と大変ゆかりのあるお城です。ヘンリー8世とゆかりのあると言っても、主な人物は王の妃たちですが、このお話は大変長くなりますので、別の機会にするとして、お庭の方へ話を戻しましょう。


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スードリー城の案内リーフレット                    ホットカラーを基調としたボーダーガーデン


案内リーフレットを手に敷地内へと歩いて行く途中、ハーブガーデンウォークやチューダーフィジックガーデンを抜けてシークレットガーデンに入ります。今年のテーマはホットカラー(黄色、オレンジ、赤などの暖色系)を使ったボーダーでした。

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スードリー城の中のSt Mary 教会         ホワイトガーデン


こちらの教会は15世紀に建てられたものですが、現在では冒頭にお伝えしたKing Henry VIII(ヘンリー8世王)の6番目(最後)のお妃Katherine Parr(Catherine Parr=キャサリン・パー)が眠っています。 その教会を囲むようにホワイトガーデンのエリアがあり、白を基調とした見事な植栽で、思わず「うわぁ~」と声を上げてしまうほどでした。


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アーチに絡まるバラ                           The Queens(ザ・クィーンズ)

こちらはTudor parterre(チューダー パルテール)を基本として造られたフォーマルガーデンのエリアです。The Queens(ザ・クィーンズ)と名づけられたこの場所はこのスードリー城に関わった4人の女王が散策された庭であったことから名づけられました。
4人の女王とは、先程登場したQueen Katherine Parr(キャサリン・パー女王)、 Queen Anne Boleyn(アン・ブリン女王)、Lady Jane Grey(レディ・ジェーン・グレイ)そしてQueen Elizabeth Ⅰ(エリザベス女王1世) です。
女王が散策したお庭を数百年経過した現在、私たちが散策できるなんて・・・。
お庭を一般人に開放してくれている英国庭園に感謝です!!

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり

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