今回はアスチルベの育て方と手入れ方法のご紹介です。
春に花を咲かせてくれた宿根草アスチルベですが、夏が過ぎて少し気温の下がってきた頃、私達人間も「あ~、やっと過ごしやすくなってきたな~」と感じた頃に植物達も元気を取り戻し、葉っぱが生き生きしてきます。
稀に花を咲かせてくれる時もありますが、秋の花は春に比べ小さく弱々しい感じです。
2012年5月の川口市にあるマークスガーデン 花はふわふわして優しいホワイト
【学名:Astilbe cv.】
【英語流通名:Astilbe】
【日本語流通名:アスチルベ】
アスチルベはイングリッシュガーデンでは良く使われる植物でもあります。
園芸品種での作出が多く、白やピンクなどが主流のようです。葉は緑で光沢があり、密であるのに、花はふわ~ふわ~としていながらツンッとしていて、花にプライドがあるような感じ。
保湿性のある肥沃な土壌、少し明るめの日陰を好みます。
生き生き緑の葉っぱを束ねて、株元を覗くとナメクジやダンゴ虫、その他の虫達がいます。気温が下がり、少しでも寒さをしのぐ為に虫達も葉っぱの下に隠れたりしていますが、その虫たちの中には宿根草の生存を脅かす害虫たちもいることを忘れてはいけません。
冬前の庭のお手入れは家のお掃除と同じですから、スッキリさせて害虫たちが越冬しないように葉や枯葉、ごみは取り除きましょう。この作業をやりながら、「わぁ~、ここにもナメクジ」「ここにもダンゴ虫」と思いながら、アスチルベをバッサリ剪定ばさみで手入れしていきます。
この時期、アスチルベはまだ緑葉の地域もあると思いますが、[エキナセアの育て方と手入れ方法]と同じように植物にも休息を与えてあげる時期でもあることを忘れずに!!