2013年1月アーカイブ

「ロンドン滞在記」セント・ポール大聖堂 (St Paul's Cathedral)

ロンドンの中心部に位置したセント・ポール大聖堂はロンドンの景観の代表的な建物で、大聖堂内の内側は更に見ごたえがあります。
英国の建築史でも名が残る偉大な建築家クリストファー・レン氏(Sir Christopher Wren)が1666年のロンドン大火の後、再建し1710年に完成しました。
この大聖堂はイギリス国教会(Church of England)に属し、クリストファー・レン、アレクサンダー・フレミング、ジョン・エヴァレット・ミレー、ホレーショ・ネルソンといった名だたる功績を遺した著名人がクリプトと呼ばれる地下に眠っています。また過日ご紹介したブレナム宮殿で生まれたウィンストン・チャーチル[過去記事:ブレナム宮殿 (Blenheim Palace) No.1]の葬儀はエリザベス女王臨席のもと、セント・ポール大聖堂にて行われ、1981年にはチャールズ王太子及びダイアナ元妃の結婚式が行われた場所としても知られています。


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雨の日のセントポール大聖堂                     晴れた日のセントポール大聖堂

大聖堂の中は撮影禁止なので、画像がありませんが、ドーム上の塔の付け根部分まで階段で上がることができ、Whispering Gallery(ウィスパーリング ギャラリー=ささやきの回廊=大聖堂フロアから30m)を抜けて更に石階段を登ると石回廊(=大聖堂フロアから53m)があり、更にそれから螺旋階段を登ると黄金回廊(=大聖堂の床から85mの高さ)があります。


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螺旋階段を登って黄金回廊へ

そこからロンドン市内を一望することができるのですが、案の定クリスマス時期のロンドンはこんな天気。この日もあいにくの天気で、上記の画像は違う方向のロンドン市内ですが、いつもなら良く見えるロンドンアイさえもうっすらしか見えませんでした。

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High Court judge(ハイ コート ジャッジ)

正式名はHer Majesty's High Court of Justiceで、イングランドとウェールズの最高裁判所です。建物の頂上には司法のシンボル天秤を持った女性像が見えました。セント・ポール大聖堂からは後姿しか見えませんが・・・。

セントポール大聖堂のWhispering Gallery(ウィスパーリング ギャラリー)や石回廊、黄金回廊はかなり階段を登って、狭い空間に上がっていきますので、体調がすぐれない方や体力に自身の無い方は登らない方がいいかも???
十分、建物内だけでも楽しめると思いますよ。


そして、中段右の写真の左側に写っているのが、今日ついに展望階がオープンしたロンドン新名所、超高層タワーの「The Shard(ザ・シャード)」。高さ310メートル、87階建、中にはホテルやレストラン、オフィスの他、マンションもあるそうです。50~60階に住む感覚ってどんな感じなのでしょう?!

次回イギリスに行く時には是非登ってみたいと思います!

"マークのバラA to Z" 「クィーン・オブ・スウェーデン (Rose Queen of Sweden)」

種類だけでも100~150種類、変種や園芸品種を数えると数千、と言われるバラ。
今日は、マークが使っているバラの中から一つご紹介します。

こちらのバラ「クイーン・オブ・スウェーデン(Rose Queen of Sweden)」は、直立樹形の優等生で、育てるには強くて豪華な花を春から秋にかけて咲かせてくれます。今までにマークの施工したお庭でも元気に育っています。

トゲが少なく、花は摘み取った後も日持ちがするので、冬前の秋の剪定時に摘み取って室内でカットフラワー(切り花)として飾ってみました。これもガーデニングの楽しみの一つですね!


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イギリスとスウェーデンの友好条約が結ばれて以来、350年 を記念して生まれたバラです。

【学名:Rosa Queen of Sweden】
【日本語流通名:クイーン オブ スウェーデン】

ブランド:イングリッシュローズ (English Rose)
グループ:シュラブ 直立性
花房:八重/多弁中輪房咲き/ディープカップ咲き
花色:ピンク~アプリコット
香り:中香
四季咲き~返り咲き(関東地方基準)
作出:2004年 イギリス デビッド・オースチン (David Austin)氏

"マークのバラA to Z"の「Q」をお届けしました。今後もお楽しみに!

紅茶(English Tea) No.2

イギリス人って、本当に紅茶を1日に何杯も飲む。

朝起きて1杯。
仕事開始前に1杯。
外出先で1杯。
帰宅、帰社して1杯。
ランチ中に1杯。
3時のおやつ時に1杯。
夕飯後に1杯。
これ、普通に数えただけでも7杯ですよ・・・。(ちょっと、極端かもしれませんが結構当たっている気がする...)

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ホテル内に添えられたティーセット               ショートブレッドとミルク(牛乳)のセットです。クリームではありませんよ~


紅茶には英国土産で有名なショートブレッドが合うんですね~。

日本に来たイギリス人がびっくりするのが、喫茶店などで紅茶を頼むとクリームがでてくること。ミルクがでてきたとしても温かい牛乳が添えられてること。
これ、英国人だけでなく欧米の方は結構嫌がるんです。

日本で紅茶を注文すると「ミルクですか?それともレモンですか?」とよく聞かれます。
英国人だけでなくとも英国の文化が色濃く残る国、例えばオーストラリアやニュージーランドからの外国人が「milk plaese」と言ったら、冷たい牛乳を添えてあげて下さい。
日本で紅茶を注文して、温かい牛乳やクリームが出てきて「嫌だな~」「違うんだよな~」と思った外国人は、「fresh milk please」と言うでしょう。冷蔵庫から出したばかりの新鮮な冷たい牛乳を添えてあげて下さい。電子レンジで温めたりしなくていいんです。


クリームはあくまでcoffee(コーヒー)用。
多くの英国人は熱湯で紅茶を注ぎ、冷たい牛乳で冷まして猫舌を和らげて、English tea(イングリッシュティー=紅茶)を楽しんでいるようです。
紅茶に関する過去記事はこちらをどうぞ→[紅茶(English Tea) No.1]

クリスマスツリー (A Christmas tree)

年明けですが、今日は以外に知られていないクリスマスツリーにまつわるお話をマークから・・・。


A Christmas tree is a decorated tree, usually an evergreen conifer such as pine or fir traditionally associated with the celebration of Christmas. Artificial Christmas trees in recent years have become so real looking they are very popular.

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本物のクリスマスツリー              ホテル内のツリー

The tree was traditionally decorated with things to eat such as apples, nuts or dates. In the 18th century, it began to be illuminated by candles, but recently we use electric lights. And use ornaments, such as garland, & tinsel. An angel or star may be placed at the top of the tree, to represent the host of angels or the Star of Bethlehem from the Nativity.

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ツリーの頂点に飾られた装飾           ショッピングセンター内のツリー 

The custom of the Christmas tree developed in early modern Germany around the 16th century. It acquired popularity beyond Germany during the second half of the 19th century.
Both setting up and taking down a Christmas tree are associated with specific dates. Traditionally, Christmas trees were not brought in and decorated until Christmas Eve (24 December) and then removed the day after twelfth night (5th or 6th January); to have a tree up before or after these dates was considered bad luck.
But now people put trees up anytime in December.


クリスマスツリーは飾りつけられた木で、一般的には松などの常緑針葉樹やもみの木、伝統的にクリスマスのお祝い事に関連しています。最近では、人工的なクリスマスツリーも見た目が本物に近く、非常に一般的です。

ツリーは、伝統的には食べられるもので装飾されていました。たとえばりんごや木の実やデーツ(ナツメヤシの実)などです。
18世紀にはキャンドルの光で飾られるようになりましたが、現在では電飾を使用します。また、ガーランドやティンセル(装飾用のピカピカ光る飾り)のようなオーナメントも使用します。
天使や星が、ツリーの一番上に飾られることが多いのは、たくさんの天使や星が、ベツレヘム(ヨルダン北西部)でのキリストの降誕を象徴するからです。
(キリストが生まれた際、天上から多くの天使と星が彼の生誕地ベツレヘムに舞い降り、神を導いたとされているためです)

クリスマスツリーの習慣は16世紀頃、近世のドイツで広まり、19世紀後半、ドイツを超えて人気になりました。

クリスマスツリーの設置と片づけには、関連した特定の日にちがあります。
伝統的に、クリスマスツリーはクリスマスイヴ(12月24日)以前に持ち込んだり、装飾することはありませんでした。また、設置してからから12夜までに(1月5日 or 6日)片づけられます。というのも、そのような日付の前後は不運だと考えられていたからです。しかし今では12月であればいつでもツリーを置くようになりました。

補足:クリスマスの次の日(12/26)から数えて12日目(=1月6日なので、11日までの1月5日)までに片づけるのが習慣とされています。なぜ、12日目なのかについてはまた別の機会にお話ししますが、12と言う数字はキリストに仕えていた使徒が12名だったり、1ダース=12個という数字が英語圏では多く使われていたり、英国で使われる単位12インチ=1フィート(約30cm)だったり、数多くのつながりがあるようです。

謹賀新年(A Happy New Year 2013)

A Happy New Year!
Hope we all have a happy and prosperous New Year.

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新年、明けましておめでとうございます。
2013年、皆さまにとって、明るく健康的にそして実りある一年となりますようお祈り申し上げます。
2013年1月1日よりfacebookにて「マークスガーデンアート」のサイトを立ち上げております。
お気に入りの記事などがありましたら「いいね!」ボタンで応援の程よろしくお願いいたします。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

スタッフ一同

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり