2013年3月アーカイブ

【掲載情報】日本園芸協会『プランツ&ガーデン』

日本園芸協会発行の『プランツ&ガーデン』No.156では「花の力プロジェクト」で私達が関わっている陸前高田市の「希望の庭 Garden of Hope」が取材されています。
東日本大震災をきっかけに、花の力で動き出した「希望の庭のはじまり」から今に至るまでが紹介されています。

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日本園芸協会『プランツ&ガーデン』No.156


その他にも園芸に関する多彩な情報が満載です。
詳しくは[日本園芸協会ホームページ]をご覧ください。

ウィリー ワイルドライフ スカルプチャーズ (Willie Wildlife Sculptures)

今年は英国で開催されるチェルシーフラワーショーが開催100年の節目を迎える大きなイベントとなっています。
チェルシーフラワーショーの歴史を遡ると世界第2次大戦などで開催されなかった時期もありますが、園芸(ガーデニング)、庭園(ガーデン)、植物が大好きな英国国民の国民性を繁栄しているからこそ100年も続くフラワー&ガーデンショーとなっているのでしょう。

さて、今日は弊社で取扱いのある[Willie Wildlife Sculptures(ウィリー ワイルドライフ スカルプチャーズ)]の作品がチェルシーフラワーショーへ向けて始動したニュースです。


弊社マークスガーデンアートでは英国人デザイナーのマーク・チャップマンが世界中のブランドから厳選した[ガーデングッズ]をご紹介していますが、その中にオーストラリアのアーティストの作品を取り扱っています。
こちらの商品は只今、日本で入手可能なのは弊社のみとなっています。
そんな作品を繊細で正確な技術と愛情を持って制作中のアーティスト、Will Wilson (ウィル ウィルソン)氏です。
2013年5月に開催されるチェルシーフラワーショー出展用のバードバスを制作中のWill(ウィル)氏です。↓


Willie_Wildlife_Sculptures_2013_01.jpg
                     

以下にウィル氏のコメントを掲載しておきますね。
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The stand design is completed and just last week we finished colouring and packing the bronze sculptures for the 100th Chelsea Flower and Garden Show. The crates are now travelling the seas. Chelsea 2013 here we come!

100年目を迎えるチェルシーフラワー&ガーデンショー2013年に向けてスタンド(土台部分)のデザインは完璧になったし、先週中に(作品の上部)ブロンズ彫刻のカラーリングやパッキングを終わらせた。作品は今、海を渡って航海中です。2013年チェルシーに向けて!
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続報が出ましたら、またこちらでご紹介します!

ヘレボラス (Helleborus)

今日は「春はすぐそこにある」この時期に足元を飾ってくれる可愛らしい宿根草、ヘラボラスのご紹介です。
この時期に貴重な花を咲かせてくれるヘレボラス達は積雪が少ない関東から南西の庭を飾ってくれる貴重な常緑宿根草の一つでもあります。

マークのデザインの中ではオリエンタリスやXステルニー系、フェティダスが入っていたりしますが、園芸店などで良く見かけるのはオリエンタリス系が多いかな~?と思いますが、種類や園芸品種によって花の色や大きさ、一重なのか八重なのか、または葉の形、色合い、高さなど全く違いますので、お買い求めの時は注意して下さいね。

一般にクリスマスローズと呼ばれていますが、そのクリスマスローズと呼ばれる理由や詳しいお話についてはこちらをどうぞ↓

過去記事:[クリスマスローズ&レンテンローズ (Helleborus spp.)]


以前にもご紹介しましたが改めて・・・。
こちらの植物は皆さんがよくご存知のクリスマスローズ(日本流通名)と呼ばれているものですが、実はイギリスを含むヨーロッパではこのHelleborus orientalis(ヘレボラス オリエンタリス)の品種は2月~3月頃のキリスト復活祭時期(Lentenレンテン=受難節・復活祭前の40日間 )に咲くことからレンテンローズと呼ばれています。

クリスマスローズと呼ばれる品種はHelleborus niger(ヘレボラス ニガー)の事だけを英国流通名で表します。
nigerとはラテン語で「黒」と言う意味。そうなんです、この品種は根っこの部分が黒いんです。
こちらの品種はクリスマスの時期に真っ白な花を咲かせるので、クリスマスローズと言う名前が付きました。

ここ最近、日本でもイングリッシュガーデンの流行で様々な植物や園芸品種を見かけることが多くなりました。
しかし、ラテン名=学術名で表記されていないため、見た目だけで判断されることも多く、流通名が混在しています。
専門家の方や園芸雑誌、販売店でさえもレンテンローズの品種をクリスマスローズとして明記しているため、日本の園芸業界や一般ではそのように呼ばれていることも否定できない事実です。
流通名は地域が変われば名前も変わる可能性があり、誤解を生じることも、入手したかった品種が確保できないことも、剪定(手入れ)方法が違う場合もあります。
マークはいつも講演会や講習会で学術名をしっかり覚えることを述べています。
どうぞ、皆さんもこの機会に学術名とやらに興味を持ってみてはいかがでしょうか?

ちなみにこちらは...

Helleborus_argutifolius_01.JPG     Helleborus_orientalis_01.JPG
Helleborus argutifolius(ヘレボラス アーグティフォリアス)            Helleborus orientalis(ヘレボラス オリエンタリス)


この時期であってもヘレボラスは下向きにうつむきかげんに寄り添って、花を咲かせる可愛らしい植物です。
皆さんも各品種の特徴を活かして、この時期のヘレボラスの花を楽しんでみて下さいね。

花の力プロジェクト 2013 デビッド・オースチン (Hana no Chikara Project)

2年前の3月11日に起こった関東大震災。
千代田区の事務所にいた私達も今までに感じたことのない地震の大きさに驚きながら、靖国通りに出て、靖国神社に避難しました。そんな時に東北の地で起こった大惨事を知らず、夜遅くに帰宅の途に着いてから東北を襲った津波の大被害を知りました。
それから、数ヵ月して関わり始めた「花の力プロジェクト」。
多くの方が寄付やボランティアを行う中、私達一人一人の微力がどうやったら被災地の力になれるのか?継続した活動ができるのか?

昨年、デザインをリニューアルして新しくスタートした「新・希望の庭」の経過報告です。土壌や造成、植栽工事についてアドバイスしている岩手県陸前高田市の「新・希望の庭」はゆっくりではありますが進展しています。

2月に入り、使用する植物を集めている最中ですが、マークの植物リストの中にはバラも配されています。日本でも人気のバラの種苗会社であるデビッド・オースチン社からも数本のバラ裸苗の寄付を頂きました。


Hana-no-Chikara-Project_2013_01.JPG     Hana-no-Chikara-Project_2013_02.JPG
こんな状態で裸苗が私達も元へ到着         袋から出すとこんな感じ


送られてきた裸苗を一度、ポットに植え替えて、養生するために準備します。
今回、寄付頂いた品種は以下の3品種です。
シスター・エリザベス
アンブリッジ・ローズ
ガートルード・ジェキル

デビッド・オースチン社の皆さん、ありがとうございました!!


Hana-no-Chikara-Project_2013_03.JPG     Hana-no-Chikara-Project_2013_04.JPG
ピートを混ぜ込んだ土でポットに植替え               きれいに剪定して、準備万端  


どんな植栽工事になって、どんな花を東北の地で咲かせてくれるでしょう?
先日、facebookの中でもマークがコメントしたように「新・希望の庭」の制作は皆さんの力で始まりました。そこには国籍や国境はなく、協力できる方々が「花の力」で笑顔を取り戻して頂けたら・・・という気持ちでサポートしています。

私たちマークスガーデンアート、スタッフ一人一人が自分たちの得意分野である園芸・花に関わる者として、「花の力プロジェクト」を通じ復興支援活動で、少しでも多くの方々の笑顔が被災地で輝き、癒しを感じていただけますように・・・。

今も尚、予算、資材や時間、技術や人材など様々な問題が直面していて、完璧ではありません。ですが、花の力プロジェクトのメンバー、地元の方々、協力して下さる企業や支援者の「人の力」が楽しい庭造り「花の力」へとつながることを信じて。ガーデニングで日本を元気に!!

Mothering Sunday or Mother's Day! (マザーリングサンデー or マザーズデー)

Mothering Sunday March 10th 2013.
Or Mother's Day!

In the UK Mothering Sunday is often referred to as "Mother's Day" even though it is an unrelated celebration.
Mother's Day is an American invention, and it is not directly connected to the many celebrations of mothers and motherhood that have occurred throughout the world over thousands of years, including Roman festivals and the Christian Mothering Sunday celebration. Mother's Day is celebrated on various days in many parts of the world, most commonly in March, April or May.

The modern holiday of Mother's Day was first celebrated in 1908, when Anna Jarvis held a memorial for her mother in America. She then began a campaign to make "Mother's Day" a recognized holiday in the United States. Although she was successful in 1914, she was already disappointed with its commercialization by the 1920s.

US World War II soldiers brought the US Mother's Day celebration to the UK, and the holiday was merged with the Mothering Sunday traditions still celebrated in the Church of England. People from Ireland and UK started celebrating Mother's Day on the fourth Sunday of Lent, (10 March in 2013) the same day on which Mothering Sunday had been celebrated for centuries. The traditions of the two holidays are now mixed together and celebrated on the same day, although many people are not aware that the festivities were once separate holidays.

It is believed that Mothering Sunday evolved from the 16th-century Christian practice of visiting one's mother church annually on Sunday. As a result of this tradition, most mothers were reunited with their children on this day when young apprentices and young women in service were released by their masters for that weekend. Mothering Sunday can fall at the earliest on 1 March (in years when Easter Day falls on 22 March) and at the latest on 4 April (when Easter Day falls on 25 April).

For many people in the UK, Mother's Day is now the time of year to celebrate and buy gifts of chocolate or flowers for their mothers as a way to thank them for all they do throughout the year.
In Japan, Mother's Day (母の日, Haha no Hi) was initially commemorated during the Shōwa period as the birthday of Empress Kōjun(mother of Emperor Akihito) on 6 March. This was established in 1931 when the Imperial Women's Union was organized. In 1937, the first meeting of "Praise Mothers" was held on 8 May, and in 1949 Japanese society adopted the second Sunday of May as the official date for Mother's Day in Japan.

2013年3/10(日)はマザーリングサンデー。もしくはマザーズデイ!

イギリスではマザーリングサンデーはよく"マザーズデー=母の日"と同じように使われていますが、それはお祝いすることとは何の関係もない日です。
Mother's Day(という言葉)はアメリカで考案されたもので、ローマ時代のフェスティバルやキリスト教徒のマザーリング・サンデー祝典のように、世界中で何千年にもわたって多くの母親達や母親のような方のお祝いとは直接の関係はないのです。
Mother's Dayは世界中で大変多くの日にちでお祝いされています。もっとも多いのは3月、4月、そして5月です。

1908年、アメリカでAnna Jarvis(アナ ジャービス)さんが彼女の母親の記念碑を建てた時に、初めてMother's Dayとして休日になり、お祝いされました。それから、彼女はアメリカ合衆国の休日として'Mother's Day'を認めてもらうためキャンペーンを始めました。そして、1914年彼女は成功をおさめます。しかし、1920年代には既にコマーシャル的(商業的な戦略)な広告として使われていたことに絶望していました。

第2次世界大戦時、アメリカ兵たちは英国へMother's Day(母の日)のお祝い(習慣)を持ち込み、英国国教教会で未だお祝いされていた伝統的なMothering Sundayはそれと(Mother's Day)合同でお祝いされる休日となったのです。アイルランドや英国の人々はMother's Dayをお祝いする風習を4週目の日曜日(2013年は3月10日)であるレント(キリスト教の四句節)に始めました。それはMothering Sundayが世紀にわたってお祝いされている日と同じ日だったのです。2つの伝統的な休日は現在では一緒に合同化され、同じ日にお祝いされており、多くの人々がこのフェスティバルが一度は別々だった休日であったことに気づいていないのです。

16世紀頃のキリスト教徒からMothering Sundayは一年に一度、日曜日に自分たちの母親に教会で会える日と信じられていました。伝統的な結果(英国の歴史にさかのぼりますが・・・)、大邸宅(やお金持ち)の家に雇われていた若い見習いや若い女性たちはその家の領主、家主からその週末に帰宅を許され、多くの母親たちはこの日に子供たちと再会できたのです。Mothering Sundayは早くて3月1日(イースターが3月22日になるとき)と遅くて4月4日(イースターが4月25日になるとき)です。

現在、Mother's Dayは英国内の多くの人々にとって、自分たちの母親に一年間のありがとうの気持ちを伝える日として、ギフトでチョコレートや花束を買い、お祝いする日となっています。
日本でのMother's Day(母の日)は、昭和時代に香淳皇后(昭和天皇の皇后)の誕生日である3月6日に初めて、記念されました。1931年設立、1937年帝国女性連合が組織化され、1937年初めて"母親の賞賛"というミーティングが3月8日に開催され、1949年、日本の社会は5月の第2日曜日を日本での母の日として公的に採用したのです。

東日本大震災 復興支援チャリティーイベント 『花の力 for Japan 2nd』 その2

東日本大震災 復興支援チャリティーイベント 『花の力 for Japan 2nd』ではフラワーチャリティーオークション等、楽しい催しもありました。
花市場で活躍中のプロフェッショナル競り人の小池勝也氏のフラワーチャリティオークションですが、本当に臨場感溢れる、買う気が無くてもどなたでもが盛り上がる楽しい花競りでした。

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小池勝也氏のフラワーチャリティオークション            代表かねとういさお氏


小池勝也氏の競りは楽しくて、リズム感があって、わくわくするオークションでしたよ。
初めて参加したチャリティーイベントで、私もフラワーデザイナー村松文彦さん制作の花束を購入させていただきました。


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オークションで購入した花束 村松文彦氏制作

レースフラワーと淡いピンクのチューリップ。「優しい感じが何とも『ほんわか』で、寒いながらも徐々に春を感じるこの時期にいいかな~?」とか「あ~、あの持っている花瓶に合うかな~?」とかイメージして、私も思い切って手を挙げてオークションに参加。
カーテン越しに朝の陽ざしが気持ち良い休日。花が傍にある生活って、いいな~っと実感する花束でした。購入してよかった~!!
復興支援のチャリティーイベントでしたが、私が『花の力』をもらった一日となりました。

東日本大震災 復興支援チャリティーイベント 『花の力 for Japan 2nd』その1についてはこちらをどうぞ→過去記事[その1]


東日本大震災 復興支援チャリティーイベント 『花の力 for Japan 2nd』 その1

弊社ホームページ上でもお知らせしていました「東日本大震災復興支援チャリティーイベント」に2月23日(土)に参加して参りました。
東京都中央卸売市場世田谷市場の花き棟3階で行われたイベントには17:00開場で、世田谷区近郊から他県の方々が続々といらっしゃり、会場内は溢れんばかりの人。

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ジオラマを作製してくれた林さんと増田さん      レン・オークメイドさんとマーク


今回のイベントに合わせて陸前高田市の「希望の庭」担当リーダーの林さんがデザインに基づいたジオラマを忙しい中、徹夜で作製し、現況を伝え、寄付で集まっている植物、そうでない植物、写真などを展示して皆さんに協力を呼びかけていました。
会場ではアイバルブ・ジャパンのレンさんもフレンチドッグ(オランダドッグ?)を販売。


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陸前高田の花っこ畑の吉田さんとマーク               華道家バトル


久しぶりの吉田さんと花っこ畑の方々との再会にパチリ。
その他ステージ上では「花いけバトル」が盛り上がり中。立ち見客がでる盛況ぶり。
こちらのイベントは制限時間内で華道家、アーティストの方々7名が4回に亘って、花を活けます。アーティスト達の動き、技術、アイデアや画材の選び方って、見てて新鮮でした。

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり