2014年2月アーカイブ

魅力的な植物達 球根クロッカス (Crocus)

庭の除雪は皆さん、済んでいらっしゃいますか?
長野県白馬の様に積雪が多い地域では、積雪量を想定して耐えうる植物を植えていますが、東京近郊では先日のような積雪はとても予想ができないものです。そんな地域にお住いの方々は是非、庭の除雪も心掛けていただけると、土の中で静かに春を待っている植物達も春の日差しを感じることができますよ。
球根類は特に春の日差し、気温を待ち望んでいますよ~。
今日は春の早咲き球根の一つであるクロッカスのお話。
東京ではクロッカスの芽が飛び出し始めましたよ。


A genus of flowering plants in the iris family comprising 90 species of perennials growing from corms. Grown for their flowers appearing in autumn, winter, or spring. Crocuses are native to woodland, alpine areas, and meadows from central and southern Europe, North Africa and the Middle East and across Central Asia to western China.
About 30 of the species are cultivated.

Crocus_01.JPG     Crocus_02.JPG

Among the first flowers to bloom in spring, crocuses are popular with gardeners. The most popular are the later flowering Giant "Dutch crocuses" (C. vernus)
In areas where snow and frost occasionally occur in the early spring, it is not uncommon to see early flowering crocuses blooming through a light late snowfall.
Most crocus species and hybrids should be planted in a sunny position, in well-drained soil, although a few prefer shadier sites in moist soil. Some are suitable for naturalising in grass. All do well in pots & containers!

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以下日本語訳

クロッカスはアヤメ科の植物で、花が咲く属植物の中には90種の多年生が球茎から生長します。秋に花を咲かせるもの、冬又は春に咲くものがあります。クロッカスはウッドランド(森林)、山岳地帯や南ヨーロッパ、北アメリカ、中東アジア、中央アジアから中国のメドウ(牧草地)に掛けて自生しています。
30種類ほどが園芸品種で、出回っています。

春一番の咲き誇りを包んでくれる花としてクロッカスはガーデナー達に人気があります。特に人気があるのは遅咲きの"Dutch crocuses(ダッチ クロッカス)"と呼ばれる大き目の花です。(C. vernus)

早春、時々起こる雪や霜の降りる地域では咲いたばかりの鮮やかなクロッカスが遅い降雪の隙間から顔を出している光景も稀ではありません。
ほとんどのクロッカスの種や品種は日の当たる場所に植栽されるべきで、水はけのよい土壌を好みますが、数種類は多少湿り気のある半日陰を好むものもあります。グラス(芝生)の中に自然体(ナチュラル)な感じで植付けると良く合います。また、ポットやコンテナでも上手くいくと思いますよ!


過去記事
[球根 クロッカス (Bulb Crocus)]

【Wildlife News】 リス (Squirrels)

イギリスが位置するブリテン島では2種類のリスが生息していると報告されています。
一つはUK原種ネイティブのred squirrels(学名:Sciurus vulgaris)赤リス、そして外来種であるgrey squirrels(学名:Sciurus carolinensis)灰色リスです。
外来種の灰色リスは北アメリカが原種ネイティブとされ、1870年代のビクトリア時代にUK国内に持ち込まれ、繁殖を繰り返し現在ではUK原種の赤リスの数を上回っています。

イギリスの公園などでリスを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回はマークからWildlife(野生生物)の事について触れてもらいました。


Squirrels are familiar to almost everyone. More than 200 squirrel species live all over the world, with the exception of Australia.

Squirrels have four front teeth that never stop growing so they don't wear down from the constant gnawing.

Tree squirrels are the types most commonly recognized, often seen scampering and leaping from branch to branch. Others are ground squirrels that live in burrow or tunnel systems, where some hibernate during the winter season.
Tree squirrels are commonly seen everywhere from woodlands to city parks.
Though they are terrific climbers, these squirrels do come to the ground in search of nuts, acorns, berries, and flowers.

The photo below was taken in a park in York in December.
以下の画像は12月にヨークで撮影されたものです。

Squirrel_01.JPG     Squirrel_02.JPG

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以下日本語訳

リスは今や誰にとっても親近感のある動物でしょう。オーストラリアを除く、世界中にはリスの仲間が200種類以上生息しています。(オーストラリアにはリスが生息していないと言われています)
リスには4本の生長し続ける前歯があり、継続的に何かをかじる事でその4つの歯が摩滅しないようにしているのです。
木登りが得意なリスは、通常見分けやすいタイプで、走り去っていったり、樹木の枝から枝へと飛び跳ねていく光景をよく目にします。その他の種類は巣やトンネルのような地面に生息していて、冬の時期は所々で冬眠しています。

木登りが得意なリスは市内の公園や森林など至る所で良く見かけます。
彼らは(樹木に)登ることが非常に上手で、地面に下りて来てはナッツ類やドングリ、ベリーや花々を探しています。

魅力的な植物達 球根ガランサス/スノードロップ (Galanthus / Snowdrop)

先々週末といい、先週末といい、2週続けての大雪は全国各地で大きな被害を及ぼし、東京でもすごい積雪量と風の影響で倒木、枝が裂ける被害報告が相次いでいます。東京近郊では雪から雨に変わり、気温が低いこともあって、雪は解けることなく植物の上やガレージの上で徐々に重くなり、押しつぶしているケースも多々あるようです。

山梨県甲府市や群馬県など孤立している村、集落の被害も未だ深刻で、一刻も早く通常の生活に戻りますようお祈りしています。

皆さんのご自宅の植木鉢やお庭にも雪が積もっていませんか?
先日もこちらのブログでお伝えしたように[マークの庭仕事 2月 (Jobs to do in February)]で、雪対策をマークも述べています。
どうぞ、皆さんも今一度お庭の植物達を見まわしてみて下さいね!!

さて、今回は可愛い、可愛い可憐な純白の球根です。

Snowdrop is a small genus of about 20 species of plants grown from small bulbs.
Most flower in winter, but certain species flower in early spring and late autumn.
Snowdrops are sometimes confused with their relatives, snowflakes, which are Leucojum.
All species of Galanthus are perennial, & the leaves die back a few weeks after the flowers have faded.

Galanthus_01.JPG     Galanthus_02.JPG

We often think that Snowdrops are a sign of spring, snowdrops can form amazing carpets of white in areas where they are native or have been naturalised.
There are a number of snowdrop gardens in England, Scotland & Ireland, several gardens open specially in February for visitors to see the flowers.

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以下日本語訳

スノードロップは約20種類の小さな球根からなる植物で、小さな(ヒガンバナ科ガランサス)属からなっています。
ほとんどの花は冬に咲きますが、数種類だけは早春や晩秋に咲くものもあります。
時々、スノードロップの親戚であるスノーフレークと困惑される(間違いられる)ことがありますが、スノーフレークは(ヒガンバナ科)レウコユム属です。
(スノードロップの属する)ガランサス属の種類は全て多年草で、花終わり後から数週間で葉は枯戻ります。
私たち(イギリス人)は(スノードロップを見かけると)春が近づいているサイン、自然らしい光景や自生しているエリアを白いカーペットのように驚くほど覆うことができる(球根)だと思っています。
イングランド、スコットランドやアイルランドにはスノードロップ(で有名な)の庭が数多くあり、(多くの庭園が冬場は閉まっていますがスノードロップが咲く時期の)2月にはいくつかの庭は訪問者のため特別にオープンしています。


過去記事
[ベニントン ロードシップ ガーデンズ(Benington Lordship Gardens)]
[球根 スノードロップ (Bulb Snowdrop)]
[スノードロップス (Snowdrops)]
[スノードロップス (Snowdrops) No.2]

【英国ガーデンニュース】スクール・ガーデニング

はにかんだ笑顔が余りに可愛らしい!
イギリス・ノッティングシャーの小学校でガーデニングを学んでいるベン君です。ニコニコ顔の理由は、学校のハーブ・ガーデンを案内しながら、育てているチャイブを一束もぎって食べたから。つまり、チャイブは美味しく育っているようです♪

そんなベン君、実は英国王立園芸協会「ヤング・ガーデナーコンテスト」ジュニアの部の優勝者。マーク同様(マークの場合はおじいちゃん)、おばあちゃんに庭しごとの楽しさを教えてもらったそうです。こうして庭やガーデニングが自然と生活の一部になっていきます。

ちなみに彼の夢はイギリス人気子供番組のガーデナー役のお兄さんになることだそう。
がんばれ!

そんなベン君が、「ボクの学校のガーデンを見せてあげるよ!」とお誘いしてくれています。
コンテスト優勝者を輩出する立派なスクール・ガーデンと、イギリスに何世紀と受け継がれるガーデニング文化を感じて頂けると思います。
ビデオは英語ですが、英語が分からなくても充分、画像だけでも楽しめると思います!


英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり