2016年3月アーカイブ

今回の国際バラとガーデニングショウでマークが担当する「クリスチャン・ディオール香りの庭」はファッションデザイナーとして世界的に活躍したクリスチャン・ディオールが幼少期~有名なデザイナーになった後も変わりなく愛した庭がテーマです。
既にマークもイメージスケッチ画を仕上げており、雑誌、カタログ、新聞社からの取材を受けています。

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イメージスケッチを描き中のマーク           マーク直筆のスケッチ画

この庭はノルマンディー地方にあるグランヴィルの別荘内にあり、彼の母親が自然風に仕上げるイングリッシュガーデンに憧れて、庭を築き、クリスチャン・ディオール自身もパーゴラなどをデザインし、母親との庭づくりに参加していました。
そんな彼の幼少時代、庭での楽しみを教えてくれた母親がいて、マークにも様々なことを教えてくれたおじいちゃんが身近にいました。お互いに将来の糧となるインスピレーションや経験を庭から得ていた事、身近にその楽しさを教えてくれる大人がいた事。


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いつも仲良しのお子さんとショップ横の花壇で・・・     チューリップについてお勉強中

お子さんとマークの挨拶は「Hello」から始まります。
最近、幼稚園や小学校では外国人の先生が英語を教えてくれているようなので、以前に比べて物怖じしないお子さんが増えたように感じます。
ちょっとシャイなRちゃんはいつもお母さんの後ろに隠れながら、はにかんだ表情で、マークとお話します。簡単な英語を交えて、この時期によく見かけるチューリップなどの植物の雌しべや雄しべ、花びらの話、お水あげなど色んなお話をして、小さなお子さんに植物を育てる楽しさをお伝えしています。

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[【お知らせ】2016年 国際バラとガーデニングショウ ガーデン作庭]

寄せ植え つるバラとオベリスク

つるバラを使った寄せ植え・・・。
ちょっと、難しそう???と思いがちなバラですが、直径40cmくらいの鉢がおけるようだったら、高さを出して、十分期間的にも長く楽しめるオベリスクを使った寄せ植えを作ることができます。

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オベリスクをポットの真ん中に設置します      つるバラを片側から出して・・・


先ずはバラをポットの中心に植えて、弊社でも販売している白いローズの装飾が付いたオベリスクをその周りの中心に添えて、オベリスクの端から枝を束ねて横から出します。
今回使用のバラはコマツガーデンのオリジナル、夢乙女。
小さなピンクの花が沢山付いて可愛らしい夢乙女ですが、トゲも沢山あって痛くて、痛くて・・・。作成中のマークも革のグローブで作成しています。


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丁寧に枝一本一本を誘引していきます。         次はミモザを使った大きな寄せ植えに取り掛かります

寄せ植え用のバラ以外の植物はロータス、斑入りゼラニウム、ボロニア、初雪カズラを使い、黄色とピンク、白で統一です。
夢乙女の枝を一本ずつ丁寧に下から回しながら誘引していきます。
つるバラを誘引する時は若い株を使うと、誘引する時に素直に巻き付けていけます。
無理に枝をひっぱたりせずに自然風に、バラの枝が向いていきたい方向に巻き付けて仕上げる事ができます。

そして、つるバラが終わった後はミモザの鉢を作成しています。
マークも忙しい中、ショップの展示用、道行く方々に楽しんでいただけるように自ら植物選び、調達、鉢選び、製作しているので、時間のある時に仕事をこなしていきます。と言う事で、この日しか時間が取れなったマークは雨の日でも決行することに・・・。

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雨の中、寄せ植え作成中のマーク      建物とどんな場所に置くかなどのバランスを考えて

大きな鉢に鉢底ネット、軽石、培養土を入れて、ミモザが今まで入っていた黒鉢と同じ土の高さに合わせ位置決めします。ミモザは枝が柔らかいため、強風や雪が降った時はすぐに枝に乗った雪(重み)を払ってあげないと、枝が折れてしまいます。ですが、この鉢を設置している場所は建物のすぐ横で、風の強い場所ではなく、どちらかと言うとシェルターのように守られた場所。ミモザにとっては居心地が良い場所です。
徐々に蕾も膨らみ、黄色い花も付いてきました。
道行く方、ミモザが好きな方も多く、足を止めて熱心に見ている方もいらっしゃいます。
以前、設置していたウサギのトピアリーもお客様との会話が楽しかったのですが、ミモザもシルバー色の葉の色がとても映えて、素敵な表情を作ってくれています。

【お知らせ】2016年 国際バラとガーデニングショウ ガーデン作庭

暖かい日差しがようやく出てきた3月後半、三寒四温が始まった感じですね。
球根や落葉樹も芽が吹きだし、私達マークスガーデンアートも春の一番良い時期に向けて本格始動の時期となりました。
今年の「第18回国際バラとガーデニングショウ」では弊社代表デザイナーのマーク・チャップマンが「クリスチャン・ディオール香りの庭」を担当することになりました。

マークのイメージスケッチ画も出来上がり、雑誌・新聞各社からの取材を受けています。
次回のお知らせではマークのスケッチ画やコンセプトなどを取りあげます。


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【第18回国際バラとガーデニングショウ 】
開催日程:5月13日(金)~18日(水)
開催場所:所沢市 西武プリンスドーム

【出演イベント】
5月14日(土)16:00~ 屋内メインガーデンにて
ガーデントーク 「クリスチャン・ディオール香りの庭」

通訳付の解説で、このお庭の楽しみ方をマークからお話します。
クリスチャン・ディオールが幼少期に過ごした彼と彼の母親が築き上げた庭、そしてそこから得たインスピレーション、アイデアなど、その他にも来場してくれたお客様だけにお伝えできる庭の中でのマーク・チャップマン流アイデアやフォーカルポイントの設置など貴重なガーデニングのヒントをお伝えします!!

植栽リニューアル工事 東京都調布市I様邸 (Renewal garden in Chofu_I)

1月、2月はとっても寒い日が続き、庭は動かない時期となります。
そんな時にこそ、しっかりと3月、4月、5月など今年の春へ向けて計画を立て、活動を起こす時期なのです。
ショップを調布市にオープンしてから、景観や草花、園芸に関して興味を持ってくれた方が多くなったように思います。
もしかしたら、今までも興味があったけど近くに園芸店がなかったり、その楽しみ方を身近に教えてくれる方がいなかったり、知識のある方がいなかったのかもしれません。
そんな中、70代の奥様が庭木のリニューアルを検討してくださいました。


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リニューアル工事に取り掛かる前のお庭              

70代の奥様が自分では手入れできない百日紅、椿、満天星つつじ等の庭木が植えられており、「害虫の被害で植木屋さんの消毒を待ち、毎年剪定を繰り返すだけで自分への楽しみがない」とおっしゃっていました。

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樹木や灌木を撤去、抜根、移植します              使われなくなったウッドデッキも奥にありますね

また、家族の介護で毎日出かけられず、精神的にもいっぱいいっぱいだったとのこと。
気が付くと数年経過していて、そんなところに弊社のショップが調布にできて、「これも縁よね~‼」とおっしゃって下さいました。
今では使われていない、朽ちたウッドデッキを取り外し、処分材が出る時に同時にごみとして処分してすっきりしたところに縁側の石が出てきました。

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ウッドデッキに隠れていた縁側                   リニューアル植栽工事を終えて・・・

この石を利用して、使われていなかった部屋、縁側を再活用することになりました。
私達が作業をしている時も奥様がここで、お茶を出してくださったり、座ってお庭を眺めるようになったり・・・長い間使われていなかった部屋が再利用されるようになり、庭にあるもう一つの部屋が生まれました。
そして、このお庭の中をメンテナンスしやすいように、奥様に足を踏み入れてもらえるようにステッピングストーンを取り入れてみました。
このステッピングストーンは和風のお庭でも活用できる優れものですよ‼

少しのきっかけが楽しみを生み、精神的に助けてくれる糧となるかもしれません。
小さなリニューアルですが、その喜びやhappiness(幸運)は人それぞれ違います。
そんな、小さな喜びや楽しみの庭づくりに少しでも近づける相談相手として、マークスガーデンアートのスタッフは寄り添っていきたいな~と感じる現場でした。

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり