Fire Place(暖炉)

暖炉のあるお家・・・憧れますよね~?
最近こそ、日本の家屋や洋風建築で暖炉のある家が増えてきましたが、イギリスでは何百年も前から使用していた建物を残しリフォームしながら暮らしていくため、昔は使っていた暖炉を現在は使ってなくてもインテリアの一部として残す家庭が多く、家の外から眺めると煙突が今でも残っている家が多いんですよ。

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英国のレストラン内ですが、とある一席の横にも・・・
以前は使用していた形跡があり、灰も残っています。
パーティなどの人数が集まる時などはこちらのテーブルを配置換えして、暖炉を灯すようです。
     

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ホテルのラウンジにも・・・
レザーのちょっとした腰掛があります。


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ザ・プリンス軽井沢のロビーには地元浅間石を使用した暖炉がお客様をおもてなししてくれます

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焚き火用の薪も常に常備
地元産の石を使うのも地産地消で良いアイデアですね。

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こちらは英国、一般家庭の暖炉です。
昔ながらのコテージに住むオーナーは暖炉をそのまま残して、生活しています。
冬に遊びに行くといつも暖かな暖炉の周りは家族や飼い猫が集まる特等席です。


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夜は電気を消し、暖炉の炎で静かに過ごすこちらの家庭では家族の時間をとても大切にします。


週末は夕食後、お母さんもキッチンでの作業を終え、子供達もお父さんも暖炉の周りに集まります。
テレビやビデオを観て一緒に過ごし、観終わった後、その映画についての感想を述べたり、会話を楽しみ、子供達の個性や話に耳を傾ける大切な時間を過ごします。


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夏は暖炉を使用しないので、その周りには観葉植物などグリーンを配置して、インテリアの一部として利用します。




暖炉の横には以前[過去記事:Antiqueアンティーク:Toasting Folkトースティング・フォーク]">でご紹介したトースティング・フォークも飾っていたりします。     

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最近の暖炉はガスが主流となっているので、ガラス張りになっていて、リモコンで火の調整が出来ます。
実際には薪で暖を取る家庭は少なくなってきていますが、それでも必ずと言ってよいほど各家に存在するこのファイヤープレイスが家族の集まり場所でもありますね!!
日本の囲炉裏の様な感じでしょうか?


クリスマス気分の高まるこの時期は特に暖炉、fire placeは家族の集まる団欒の場所なのです。

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり

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