小さなスペースこそデザインが必要‼︎

A small garden designed by Mark in September 2018.
昨年9月に植栽工事を行った千葉県のT様。
自身所有の賃貸物件に住まわれる方々が心地よく、そしてご自身の土地を愛しているから、植物と愛情を持って接しているマークなら大切に自身の想いと同じように土地の事、庭の事を考えてくれるだろう...との思いで、デザイン、植栽施工、管理をご依頼下さいました。
芝生を敷きたい、藤、モッコウバラを這わせたいなどご希望があり、小さな庭でも可能な限りお客様の希望を叶えられる様、マークも思考を凝らしてデザインを提出。


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2018年10月に植栽工事を行いました。(↑河合さん登場)

芝生を敷く場合の工事中や工事直後は見た目、汚れていますがこの後、ぐんぐん生長が始まると綺麗な緑になっていきます。
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T様もこの日の植栽のために下準備で頑張ってくれました!!
大手住宅メーカーが建築工事を終了した後、植栽域にはガラや栄養の残っていないような土壌を準備され、植栽は建築会社に任せず、お庭の専門家マークにご依頼。
通常、工事をよくご存じでない方々は庭づくりのために土壌がどれだけ大事なものかを存じていない場合があります。
しかし、こちらのT様は土壌がどれだけ大事であるかをご存知でした。しかし、どう改良して良いものか...そんな時にはデザイン、施工、管理を依頼して下さっているお客様にはコンサルタントとしてアドバイスを行っています。
現地調査にて土壌改良を提案し、T様はご自身で夏場の暑い最中、ご準備を着々と進めて下さいました。
この作業をご自身でできるか、業者に頼むのか、もちろん無理のないように業者に頼るところは頼って頂きたい部分です。
費用を掛けたくない箇所ではありますが、一番大事なところで、肥沃な土壌の準備は基本中の基本です。

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今年、初めての春を迎えました!
日頃の雑草取りや水遣り、手入れはお客様にお願いしています。
それでもプロの私達から見て、株と株の間に生えている雑草だったり、この時期に剪定をしてスッキリ見せる作業だったり、マニュアルでは表現できない技術をお客様と共にお手入れしています。

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小さなスペースでは植物の育つ過程で、長寿系か短命系かで、引き算や手入れ方法のノウハウが必要になります。大きなスペースとは違うスキルが必要とされます!

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小さなスペースこそ、デザインが必要と言えますね!
このお庭だけでも、小さなスペース、小さなお庭の本が書けるくらい色んな要件が詰まったお庭です。
お客様の笑顔が私たちマークスガーデンアートの糧になります!
いつも頼って頂き、ありがとうございます?

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり

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