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庭時間 (Garden Time)

今週に入りずっと雨が続き台風も近づいています。
皆さんのお庭や植木鉢なども台風の被害に備えて、早めに養生してくださいね。
私達マークスガーデンアートのスタッフも剪定や移植作業、植栽工事、新しい案件での打合せなど大変忙しい時期に入りました。
そんな中、高中木の剪定、メンテナンスで東京都内の個人邸に伺いました。

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剪定作業中のマーク                   休憩中の贅沢なお茶時間

以前もご紹介したこちらのお庭はマークが10年以上も前にデザインをして、年に1回程度だけ私達が剪定や誘引に伺っている場所です。
午前中、小雨の降る中の作業でしたが午後からは晴れの予報。
雨の日の作業は脚立や高いところに登るには足を滑らせたり、危険も伴います。
雨の降る量にもよりますが、作業ができると判断した日は慎重に...でも通常のペースで作業をこなさないと日暮れが早いので、暗くなって終わりません。

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剪定したオリーブの実が付いた枝を飾って         雨の日や夕暮れ時にはライトを灯して

こちらのお宅ではガレージを庭のスペースにして庭時間を楽しまれています。
ガレージでも外の屋根が付いていない部分は車のタイヤが通る部分だけコンクリートにして、それ以外は土の部分を残しています。車を運転しなくなった今となっては植物が植えられ、更に屋根の付いた部分はセンスある椅子やランプ、化粧砂利を配して雨の日でも過ごせる空間に変更。
実はこの化粧砂利弊社[ショップ]でも販売しています。
色合いがとてもよく、どんな場面でも活躍してくれるお勧め商品です。

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晴れた日はパラソルの下でティータイム     特徴ある鉢にはシンプルなアイビーで...

高価なウィッチフォードの鉢は職人の手仕事が光る一品ですね。
こういった1鉢だけでインパクトのあるオーナメントは飾っておくだけでもOKですが、シンプルにアイビーだけを植えてもよいですね。
晴れた日にはこのテーブルセットでお茶をご馳走になりますが、お庭だけでなくガーデン家具もマークからの提案商品です。
しっかりと計算されたデザイン、構造物(ハード部分)、どんなファニチャーやオーナメント、アーチやオベリスクが合うのか、数ある商品の中から判断してデザイナーが提案する。その提案を信じて下さるお客様がいる‼
そんなお庭でティータイム。
素敵な庭時間をありがとうございます‼

「趣味の園芸」TV放送 ガーデンマスター企画のお庭

先月放送のNHK「趣味の園芸」にてガーデンマスターとして登場した弊社デザイナーのマーク・チャップマンですが、その番組では15分程度の放送だったので、もう少し詳しくリニューアルしたお庭をご紹介します。
撮影では「趣味の範囲で可能なリニューアル」「予算20万円以内で憧れのイングリッシュガーデンを...」と言う課題。
初めてU邸に伺った際は「水はけが悪く、シャガがはびこってしまったお庭。好きでバラを育てているけど、その他の植物が育たない」「以前、山崩れの心配があって建てられた鉄筋フェンスとコンクリートの見栄えが悪く、困っている」というお悩み。

早速、マークの現地調査で粘土質で石も多い土壌、植物の整理、手入れができていないとの事でアイデア出しが始まりました。

その予算範囲と可能な条件でできる提案がこちらのスケッチです。

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2017年3月末に伺ったリニューアル前の状態       提案イメージのスケッチ

その後、マークの提案する植物とアイデアにOKを頂き準備がスタート。
5月後半に予定されていた撮影で、無駄なく皆が動くために、事前に水はけが悪いと判断した土壌の改良では一度土を掘り起こし、腐葉土と軽石を混ぜ、天地返しを行い、石やごみを取り除きました。

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一度土を掘り起こし天地返しを行います         シャガ等の植物の整理から始めます 

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整理したシャガを部屋に飾って...   軽石や腐葉土を混ぜてすき込む土壌改良作業   

その他、マークが見栄えの悪い鉄筋フェンスの前に木製フェンスを留め具で取り付け、DIYでも施工可能な簡単ブロック「ウォールブロック(Z型)」をコンクリートボンドで固定し積み上げていきます。
こちらの「ウォールブロック(Z型)」は[弊社オンラインショッピング]で購入可能です。


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フェンス設置中のマーク              ウォールブロックをコンクリートボンドで積上げ中

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ご依頼者Uさんと三上さんにもお手伝い頂いて...


最終撮影前の状態ですが、お天気にも恵まれ、「趣味の園芸」プレゼンター、園芸王子こと三上真史さんと施主のUさんと最後の仕上げで残りの植栽を行いました。
カメラが回っている時はゆっくり、説明も兼ねて撮影するため、作業も時間がかかります。
カメラが回っていないところでは、お手伝いスタッフも皆で作業を進めます。


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弊社オンラインショップで販売中の踏み石      出来上がりの庭で三上真史さんとマーク一同で

奥の庭へもアクセスするので、踏み石を敷いて雨の日でも泥が跳ねないように、防草シートの上は見栄え良く化粧砂利、木製フェンスにはUさんの今まで育てていたバラとマークお勧めのバラを追加しました。
小さなスペースでも四季を感じられるように、春にはバラやシモツケ、夏にはクランベリーの花、ブルーベリーの実、秋にはクランベリーの実、紅葉、冬にはクリスマスローズなど。
また、ガスメーターを隠す計画でマサキ、鉄筋フェンスの柱を見たくないので、お義母様の好きなコニファーを同系色で配置しています。
コンクリート部分には思い切って、人工芝を使いテーブル&チェアーのセットが置けるように配置しました。
季節の花物で寄せ植えも作りました。
放送ではカットされている部分も多いのですが、デザイナーは一つの空間を造るにあたって、色々な意味があって多くの事を計算しています。
庭づくりに関するマークの想いは、少しの時間(15分程度)で語りつくせませんが、ほんのちょっとでもご紹介いただき皆様にご覧いただけたことで、益々造園に対する理解が深まって頂けたかな?と思います。
ご依頼者のU様ご家族がHappyな毎日が過ごせますように!!

マンション改修工事

このブログをご覧頂いてる方の中にはマンションに住んでいて、小さいながらもバルコニー等で植物を育ててる方は多いのではないでしょうか?
私達のお客様の中にも「鉢でしか植物を育てられないの...」という方がいらっしゃいます。


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2016年7月頃のガーデン               こちらも10年以上収穫できるブラックベリー


11年かけてO様が丹念に育ててこられた都内のバルコニーガーデンは、都心とは思えない豊富な緑、ベリー系の植物(ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ジューンベリー)等を植えられ、お孫さん達と季節の収穫を楽しまれたり、秋冬には紅葉し、枯葉となって落ちていく葉を眺めたり、春の新芽をこの上なく楽しまれたり、思い出の庭でした。

そんな中、マンションの改修工事が決定し、バルコニーに置いている植物等の撤去を求められたO様。
工事期間は今年の2月から5月末頃までの予定ですが、昨年中から憂鬱な日々を過ごされ、頭の中は鉢をどうするかで頭がいっぱいの中、私達に相談がありました。


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四角のテラコッタ鉢は亀裂が入ってました        根がびっしりの状態でした


11年を経過した庭には色々と整理をしなければいけない箇所がありました。
ドングリ(柏)の木が大好きなO様がご自分で実から発芽させて、大鉢で楽しまれていましたが、居心地よく、水やりも手入れもしっかりしてくださるO様の元、すくすくと育ち、四角型のテラコッタに植えていたところ圧がかかり、コーナーが割れてしまいました。
そんな事で、この機会にこれまでよりもちょっと大きめの丸型テラコッタ鉢に植え替えることに...。
最近、日本国内では四角型の鉢が多く見られますが、ヨーロッパでは丸型が主流。
四角型では均等に圧が分散しないことや取り出す時にちょっと厄介なので、やっぱりヨーロッパのガーデニング文化は理にかなっているんですね。(丸型の方がスムーズに引き出せます)


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植物も処分したり、鉢を少しずつ整理していきます    今は最小限、6月以降にリニューアル計画中


マークの提案で「大きな鉢や植え替えが難しい鉢などは台車を下に敷き、片側ずつに寄せ
て動かしながら、工事を進めることは可能ですか?」との問合せに関して、今回の施工会社さんも順応で理解のある対応をして下さいました。
という事で、改修工事が終わるまでの間、自動灌水パイプを撤去しているため、手動での水やりは大変ですが、O様のお庭もポジティブに考え、10年を機にリニューアルすることとし、6月以降に新規植物を植栽したり、新しく配置変更を行う事になりました。
小さな庭こそ、整理?大掃除?が大事です。

皆さんもマンション改修工事で「ベランダの植物をどうしよう~」と、落ち込むことなく、新しい土を入れて(植え替え)あげたり、処分をするなり、先ずは本当に必要な分だけを選別してお庭のお片付けに取り掛かってみましょう‼

植栽リニューアル工事 東京都調布市I様邸 (Renewal garden in Chofu_I)

1月、2月はとっても寒い日が続き、庭は動かない時期となります。
そんな時にこそ、しっかりと3月、4月、5月など今年の春へ向けて計画を立て、活動を起こす時期なのです。
ショップを調布市にオープンしてから、景観や草花、園芸に関して興味を持ってくれた方が多くなったように思います。
もしかしたら、今までも興味があったけど近くに園芸店がなかったり、その楽しみ方を身近に教えてくれる方がいなかったり、知識のある方がいなかったのかもしれません。
そんな中、70代の奥様が庭木のリニューアルを検討してくださいました。


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リニューアル工事に取り掛かる前のお庭              

70代の奥様が自分では手入れできない百日紅、椿、満天星つつじ等の庭木が植えられており、「害虫の被害で植木屋さんの消毒を待ち、毎年剪定を繰り返すだけで自分への楽しみがない」とおっしゃっていました。

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樹木や灌木を撤去、抜根、移植します              使われなくなったウッドデッキも奥にありますね

また、家族の介護で毎日出かけられず、精神的にもいっぱいいっぱいだったとのこと。
気が付くと数年経過していて、そんなところに弊社のショップが調布にできて、「これも縁よね~‼」とおっしゃって下さいました。
今では使われていない、朽ちたウッドデッキを取り外し、処分材が出る時に同時にごみとして処分してすっきりしたところに縁側の石が出てきました。

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ウッドデッキに隠れていた縁側                   リニューアル植栽工事を終えて・・・

この石を利用して、使われていなかった部屋、縁側を再活用することになりました。
私達が作業をしている時も奥様がここで、お茶を出してくださったり、座ってお庭を眺めるようになったり・・・長い間使われていなかった部屋が再利用されるようになり、庭にあるもう一つの部屋が生まれました。
そして、このお庭の中をメンテナンスしやすいように、奥様に足を踏み入れてもらえるようにステッピングストーンを取り入れてみました。
このステッピングストーンは和風のお庭でも活用できる優れものですよ‼

少しのきっかけが楽しみを生み、精神的に助けてくれる糧となるかもしれません。
小さなリニューアルですが、その喜びやhappiness(幸運)は人それぞれ違います。
そんな、小さな喜びや楽しみの庭づくりに少しでも近づける相談相手として、マークスガーデンアートのスタッフは寄り添っていきたいな~と感じる現場でした。

ガーデナーの優雅な庭時間

11月に入って、東京近郊のお庭をメンテナンスする日が多なります。
今日は品川のお客様。年2回の植え替えとボックスウッドの剪定です。
2年半前に植えたボックスウッドも高さが出て来ました。
いつも消毒や水遣りを行って下さるオーナーに感謝です!!
ボックスウッドは日本の気候では虫が付き易く、育てづらいと言われる事があります。
ですが、こちらのオーナーのようにしっかりと水遣りや消毒を定期的に行い、異変に気付いた時に私達に相談して下されば、順調に育ち理想の高さに近づいて生長してくれます。

[ジョージアン・ロンドンハウスの植栽工事 東京都品川区 No.1]

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定期的な寄せ植えの変更              ボックスウッドのヘッジ(生垣)も綺麗にトリミング


限られたスペースで、小さな場所であればあるほどマークの言う「simple is best」は役立ちます。ボックスウッドの緑だけで十分建物を引き立たせてくれていますが、寄せ植えポットが加わると、その家のオーナーがよく手入れされている方だと伺えます。

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作業終わりの優雅なおもてなし

作業を終えた私達にオーナーの奥様がおもてなしをして下さいました。
「あ~、なんとも優雅な時間!」
こんな可愛らしいアイデアカップで、お茶菓子をいただきながらなんてLucky gardeners!!

生垣に代わる寄せ植えポット

あっという間に12月に入ってしまいましたね。
クリスマスモード高まる世の中ですが、弊社も12月中はクリスマス休暇をいただく為、早めにショップ、造園のお休みをいただく事となりました。
こちらのご案内はまた別のページでお話することとして、今日は10月中に行ったテラコッタ鉢の寄せ植えのお話をUPします。
この日はショップ近くのお客様のお庭に寄せ植え鉢を設置する事になり、弊社ショップで展示していた直径50cmくらいある丸型鉢2個と長さ100cmはある長方形鉢1個、更に50cm角鉢1個、各々形の違うテラコッタ鉢を寄せ植え付きで納品です。

今まで、キンメツゲを竹支柱で列植し、生垣として使用していた場所ですが、お庭や植物をもっと楽しみたい、日当たりが良い場所なだけに多くの花物の植物が育てられる事、腰や膝を曲げての作業が年々大変になってきた事などの利点で植木鉢を配置する事に。
その他にもお庭の中には既にアーチがあり、鉢植えでバラを誘引していた物を地植えにして枝をアーチに絡め直し、その他のバラは適切な剪定を。
マークがスタッフに指示を出し、剪定し始めたところ、ガーデニングファンのお友達が集まり、マークの講義が始まりました。
熱心なお友達もマークの剪定や枝を切る場所の判断を食い入るように見ています。
その間にスタッフは地植えにしたり、土壌をならしたり、寄せ植え用の下準備を進めます。


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仲良しご婦人方が集まり講習会のスタートです     寄せ植え作成中のマークとアシスタントスタッフ


大きな鉢を使う事で、ある程度高さのある植物が植えられ、高低差を演出する事ができます。
この四角の鉢には同じ緑でも黄色味の強いプリベット'レモン&ライム'を中心におき、その周りにビオラやカプシカム'ブラックパール'を植え込みました。これからの寒くなる季節、もしカプシカムが終わりに近づいたらその時期に出回る物を植え替えればOK。
ビオラは翌春まで十分楽しませてくれ、鉢の中には球根も入っています。


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形の違うポットを配置して            対照的な丸型ポットには形にインパクトのある植物で...


鉢を置いても地植えができる環境のS様邸では、鉢植えの植物と地植えの植物でインパクトのある斑入りノシランを同じように植えることで植物同士の統一感が出ます。
対照的な丸型ポットには黄色斑のニューサイランを入れて、シルバー系のエレモフィラで隣の長方形ポットと色合いがつながる植物選び。

寄せ植えはその時期の花を楽しむものと考え、花の時期が終わったり、季節が変われば植え替えるようにすると華やかになります。しかし、カラーリーフを上手く活用すれば花だけを意識せず、更に長く楽しむ事ができます。地植えの場合とは植物の育て方が違う事を忘れずに!!
違う形のポットを配置する場合は、ポットの色味を合わせるとこちらも統一感が出ます。
今回S様が設置した鉢は通りに面しており、道行く人が頻繁に声を掛けてくれるそう。
「益々お庭に出る事が楽しくなった」とおっしゃっていただけました。
マークスガーデンアートのある調布市にガーデニングファン、素敵なお庭が益々広がってくれますように!!

リハビリ・セラピーガーデン 結城病院 No.2(Rehabilitation Therapy Garden)

茨城県結城市にある「結城病院」では今年の秋、「リハビリ・セラピーガーデン」を造成しました。
リハビリステーションの前に造成したガーデンは、名前の通り歩行練習や理学・作業療法に取り組み、社会復帰を目指す方々や気持ちの良い日差しの中、付き添いの方と散歩に出てこられた患者さんに目的を持って利用していただくガーデンとなっています。

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球根も植栽しています                   マークもバラの植栽中


秋に植栽する場合、この先の冬を迎え植物の生長は数か月止まっています。
しかし、この時期の植栽では春咲き球根を植え付けることができ、ラッキーな時期でもありますね。マークも植物の設置や灌水パイプの準備が終わり、植栽に参加してくれました。

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灌水パイプを張り巡らせて...                これからの生長が楽しみな植物達...


植栽して終わりではなく、そこから植物たちの手入れ(メンテナンス)の始まりです。
(書籍「英国人ガーデナーに学ぶ12か月の庭仕事」でも述べていますよ~‼)
灌水パイプはじわじわと染み出てくるタイプのスポンジ状パイプが便利ですよ。

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灌水パイプを敷いていても水やりはしっかりと‼        療法士、患者さん達もガーデンへつい出たくなる?


一通り、植栽が終わった後は灌水パイプを当てにせず、しっかりと水やりを行います。この時期、天気が良いときは乾燥していて植えたての植物達は水を欲しがっています。
工事中、あらゆる方が関心を示してくださいました。
療法士さん、患者さん、看護師さん、お見舞いの方々、皆さんが興味を示して下さりガーデンのそばまで出てきて観察しています。
それだけでも、私達にとってありがたいお話。「リハビリ・セラピーガーデン」の効果が発揮されている時でもあります。
興味を持って、庭に出てきてもらう。そこから、庭を散策始める。そして、手入れに携わってもらう。そんな患者さんの発展がこのガーデンであるなんて...、庭に携わっている者として幸せですね‼

リハビリ・セラピーガーデン 結城病院 No.1 (Rehabilitation Therapy Garden)

先日、FB(フェイスブック)でもご紹介した茨城県にある病院施設の一つで、「リハビリ・セラピーガーデン」は3年前にデザインを終えていましたが、その他の工事との調整で、2015年の秋に植栽工事を向かえることになりました。


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芝生(雑草)を剥ぎ、墨だし作業からスタート        丁寧な職人さんの作業が重要です

マークのデザインではリハビリで歩行練習をされる方用に歩けるメートル数によってコースで分かれています。その他、車いすでガーデンに出られる方用に一段上がったレイズド・ベッドも設置しています。
先ずはデザインに沿った墨だし作業からスタート。
芝生、または雑草で覆われた地面をはぎ取り、墨だしを行い、歩道となる部分をしっかりと区分けし、山砂なり、色付きアスファルト材なり、その地に合った素材を使用します。この時点で土木・基礎工事に携わってくれださる職人さんのセンスが重要です。
デザイン通りのR(カーブ)が造れるか?問題が生じた時に上手く工夫して解決できるか?丁寧な造りができるか?など、私達も丁寧に説明や打合せを行います。

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レイズド・ベッドにも肥料を追加            散水用の水道栓取り付けは重要ですよ

元々の土壌が良かったとしても植栽する時には最高の土壌を準備してあげるためバイオゴールドの有機肥料、元肥やオリジナルを混ぜ込みました。
また、灌水パイプを設置するための地下埋設パイプは打合せしていても植栽工事当日に問題も発生します。凍結を気にして水道管設置が深すぎたため、灌水用パイプが上手く通せずに、急きょマークが得意のDIYで資材を調達して問題解決し、無事に灌水パイプ設置を終えることができました。

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マークも植物の設置作業で忙しく動き回っています     レイズド・ベッドにも植栽、灌水パイプを設置しています

グリーン(緑)が入るだけで、英国製の石材を使った花壇はガラっと変わります。
こちらの花壇にはハーブや、グラス系植物を配置して車いすの方も手入れを楽しんでいただける様に設計しています。

植栽リニューアル工事 東京都調布市M様邸 (Renewal garden in Chofu_M)

今年の3月にリニューアル工事を行ったお庭にボリュームが出てきました。
ずっと、「お庭を何とかしたい‼」と思っていらっしゃる方は多いのでは?
こちらのお庭には柿の木やモクレンが植わっていたもののオーナーご自身では手入れができず、植物好きな奥様は自分でも手入れをしていきたいのに、「どこから手を付けていいかわからない...」とのことで、私たちマークスガーデンアートへ植栽リニューアル工事をご依頼下さいました。
冬の間にどんな植物を残すのか、植替えるのか、新たに植えるのかを相談し合い、3月中にクリアランス工事を行い、その後に植栽工事を行うことに。

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リニューアル工事前                 

リニューアル工事前の画像を見ていただくと分かるように、一度、手が付けられなくなってしまうとどこから手をつければよいものか、迷ってしまいますよね?
庭も室内と同じで大掃除が必要な時期でしたね。

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クリアランス後                         植栽直後

土を平らにして、残す植物、移植するものを整理していきます。
新しい植物を追加しての植栽工事直後はまだ植物達が小さく、寂しく感じますがこの後、ぐんぐんと生長を始めます。なので、どうぞご心配なく!!
植物達が生長した時の拡がりを計算して、配置していますので、そのためのスペースでもあります。

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今年6月の庭                     庭で咲く花アガパンサス

今年の春、気温の上昇と共に植物達は生長を重ね、花々のリレーが続きます。
そして、6月にはインパクトのあるアナベルが咲き、M様も「毎日お庭の発見があるの!!でも、雑草も直ぐ出てくるのよ~」とおっしゃいます。
土を掘り起こした年は土中に眠っていた雑草の種たちが日光を浴びて発芽する為、雑草の勢いも盛んになります。『雑草は小さなうち(花を付ける前、種をつける前)に駆除すべし!!』です。
お庭が綺麗になって、ガーデニング、植物を観察することが楽しくなるように私達マークスガーデンアートのスタッフは引続きアドバイスを差し上げ、秋には一緒に覚えていただけるように手入れにお伺いする予定です。
Enjoy Gardening!!

冬のバラ メンテナンス

長い冬がようやく落ち着いてきた今日この頃、あっという間に3月に入ってしまいましたね。
私達マークスガーデンアートも忙しい時期に突入しました。

先日FB(フェイスブック)で紹介した鎌倉の個人邸では昨年の秋に一度、宿根草から、フェイジョアの樹木、ある程度のバラ剪定・誘引を行い、今年の2月に入ってからもう一度お邪魔して、2回に分けてお手入れしてきました。
毎回、お客様にお手伝いして頂きながら日頃のガーデニングに関する疑問やイギリスの文化、風習について話しながら楽しく作業させていただいて、休憩時には素敵なガーデンテーブルと椅子に座らせていただいて、お嬢様が焼いてくださるケーキとお茶をご馳走になって椎名と私女性陣はテンション上がってました・・・。

こちらのお宅にはかなり太くなった枝のつるバラが数本あり、初めてメンテナンスに入らせていただいた時は無理に誘引すると枝が割けたり、折れてしまうため、できる範囲でガゼボやアーチに誘引し、剪定していきました。
どんな植物も小さな株の時から毎年仕立てていくことが必要で、大きく太くなったときは剪定するかその枝を活かすかの決断も必要です。

ガゼボの下からも枯れ枝、交差している枝を見抜いて剪定していきます。

Rose_Pruning_2015_01.JPGのサムネール画像     Rose_Pruning_2015_02.JPGのサムネール画像
ガゼボの中からも枯枝を取り除き                   宮崎のガーデンツール

スタッフ宮崎の庭道具はこの剪定ばさみ1本です。
鋏は何本か今までにも変わってきてますが、使い込んだフェルコの鋏入れは英国ロンドンの造園会社勤務時代のボスからのプレゼント。
ベルトやジーンズのポケットに差し込んで、いつも愛用しています。
ちなみにこちらの鋏入れも弊社ショップにて販売中です!

今年の春も、バラや落葉樹たちが賑やかに華やかにお客様のプライベート空間である裏庭を彩ってくれることをイメージしながらこの日の剪定作業は進みます。
皆さんのバラたちも動き始めていませんか?

昨年の作業風景は過去記事をどうぞ↓
[マークの庭仕事 2月続編 バラの剪定と誘引]

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり