朝陽が差し込むガーデン(東京都調布市M様邸)

ショップをオープンして以来、多くのお客様、調布市の方々がご自身の「お庭をきれいにしよう!」と弊社の植物や培養土を購入して下さるようになり、私達も本当に嬉しい限りです。
そんな中、とある年の秋にご相談のあったM様ですが、冬の間中にプランを練ってお庭の改造計画(リニューアル)を立てました。こちらはスタッフ担当でデザイン・施工です。
第一印象いかがですか?

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現地調査に伺った際には庭の部分にはほぼ何も植わっていない状態で、花壇が欲しいということでした。
花物を植えたいけど、うまく育たないとの事。
細長のお庭で、南面はお隣の建物と壁で決して日当たりが良い場所ではありません。
こんな感じ↓

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東京都内や都会の住居ではお庭を持つことは憧れですが、お庭があってもどうしてよいか分からない、何を植えていいか分からないという方は多いと思います。
ご自身で管理できる範囲とローメンテナンス(管理しないわけではないけど少ない手入れ)で楽しむ部分、など庭の中で区分けが必要です。

土だけがあるとどうすればよいやら、何を植えて良いやら、どこから手を付けて良いやら、雑草だけはいつも出てくるから...等、悩みが尽きませんよね。
お客様のご希望もあり当初提案していた直線よりもカーブ線を優先することになりましたが、施工後からがお客様の力量が試されるところ・・・。
でもM様、上手にお手入れされています。
お仕事の合間に少し手が空いたら、しっかりと除草を行って、ご自分なりに(少しだけ私達のメンテナンスを入れながら)、とっても綺麗にお手入れして下さっています‼

バラを育てたいとの事だったので、つるバラを育てたいなら、アーチはどうですか?と提案。
同時にクレマチスを絡めて...
こちらは京成バラ園芸さんよりバラ・アンジェラを取り寄せて、植え付けました。
見て下さい!!リニューアル1年でアーチを覆ってくれました!!

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アーチ下は小花が可愛いエリゲロンがグランドカバーで地面を覆ってくれて、一年中花と緑を与えてくれています。
エリゲロンは東京近郊のお庭には重宝する植物です。

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バラがたわわに花を付けてくれたので、徒長した枝や少し整える時に剪定で出た枝を花束にしたり、お友達に分けたり、リビングに飾ったりと『庭のある生活』を楽しんでいらっしゃいます‼
私達も嬉しい‼

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花壇はリビングからの眺め、接近したご近所さまとの生活で自分たちのプライバシーをどのように守れるかなど、考えることが多々あります。
そんな中でもメンテナンスをどう行えるか?M様はどれだけのメンテナンスをご自身で行えるか?
庭への出入りは?眺めは?デザイン性だけを重視せず、機能性を考えた庭づくりはデザイナーの傲慢ではなく本当にこの家に住み、誰が手入れを行うのか、自分の身になって考えます。

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リビングから雨の日でも見えるこの赤いヒューケラが奥さまのお気に入り。
カラーリーフは長く楽しめますね。

施工から丸2年が経ち、3年目の春はこんな感じです。

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朝陽が差し込む東側のお庭は医療従事者である奥さまが大変な忙しい時期でも、身体が重く披露困憊している中、カーテン、窓を開けて新鮮な空気を吸い込んで、「今日も一日頑張ろう!!」と思い立たせてくれる・・・そんな生活の一部にガーデンが癒しとなってもらえたら、嬉しいです。

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)

英国東部リンカーンシャー生まれ。国内4つの専門カレッジでデザイン、園芸を学び資格習得。長野県の英国式庭園ヘッドガーデナー及びデザイナーを経て、ブリティッシュクリエイティブデザイン社設立、2011年よりマークスガーデンアートを展開。(マークからのご挨拶)


英国の専門カレッジでデザイン・園芸を学び、チェルシーフラワーショー金メダル獲得メンバー等を経験。2008年入社、英国で得た知識や感動を伝えたくてブログを書く日々。好きな庭仕事は雑草取り。

ガーデンデザイン・ランドスケープデザインの提案・設計・施工・維持管理、ガーデングッズ/ファニチャーの輸入販売等を全国各地でご提供しています。

書籍:小さなスペースをいかす美しい庭づくり