2022年4月にオープンを迎えた山梨県本栖湖リゾート内にある「ピーターラビット™イングリッシュガーデン」ですが、GW期間中は隣接する芝桜が満開で沢山のお客様で賑わっていました。
こちらのイングリッシュガーデンのデザイン、工事監修を終えたデザイナーのマークとメンテナンス+チェックを兼ねた第1回目の訪問です。
今回は調子の悪い植物、それらの対策、手入れを把握するために訪問しましたが、6月に入り少しずつ生長を始め花を付けた1年目の株達が「私を見て~!」と言わんばかりに主張を始めています。
幾つかの植物をご紹介します。
(左)バイカウツギ (右)カンパニュラ
5月末に芝桜まつりは終わり、その後イングリッシュガーデン隣の列は夏の花苗の植え替えのための工事が入るとの事で、一旦休園期間がありました。私達が行った日にも工事で植え替えの最中でしたが、イングリッシュガーデンは少しずつ草花が咲き始め、当初の休園予定を返上して、急遽7月15日(金)まで無料開放となりました。この時期に休園はもったいない‼
皆さんに花の咲く時期をゆっくりと観察していただきたい思いでいっぱいです。
空いてる時間にショップスタッフのFさんが一緒に手入れを手伝ってくれました。
「毎日様々なお花が蕾を作り、膨らみ、咲き始めていくので、観察していると楽しい‼今日は何の花だろう?明日は?と気になります」との事。
「手入れを覚えてお客様に情報をお伝えしたい」と興味を持って参加してくれました。
植物名を覚えることも大事な一歩ですが、触って、実際に手入れを行いながら覚えていくのはとても効果があります。
園内ではピーターラビットにちなんで、ベリー系の植物が植わっていて、この日も可愛い赤花ストロベリーが実っていました。
蜂が蜜を求めて、やってきていましたが、この虫たちがベリーの受粉を手助けしてくれます。
富士山に見守られて、このガーデン内で新しい生物生態系が始まった感じです。Busy Bees!
粒も大きくて、楽しみです。
(左)ユーフォルビア (右)ペンステモン
良く観察しているとこのユーフォルビアの植物は花茎が黄色で、花色は赤、葉っぱももふもふしてて、面白い品種です。
ペンステモンの花房は蜂や飛び交う虫たちを雌蕊、雄蕊へと誘導するかのうような膨らみと筒状の花が特徴です。
私がイギリスへ園芸留学時代にこのペンステモンは本当に一般家庭のガーデン内で良く見かけました。
ロンドンでも、田舎のカントリーガーデンでも...。
様々な色や葉、茎の色が合って、更に花色も豊富。
皆さんのお気に入りを探すにはとても品種の多い植物です。
カフェでは「富士本栖湖リゾート ピーターラビットカフェ」限定のカップ&ソーサーで頂くコーヒー、アップルパイの他アフタヌーンセットやデザート、ミートパイ等こでしか味わえないメニューもあります。
芝桜まつりの時に長蛇の列で入れなかった方々、夏の「虹の花まつり」の時にいかがですか?
6月以降も植物の成長が楽しいガーデンです。
虹の花まつり開催:7月16日(土)~10月10日(月・祝)
本栖湖リゾート
山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212