Happy Easter!
毎年、月や太陽の配置によって変わるイースター。
英国では今年のイースターは3月24日(日)にPalm Sundayから始まり、その1週間キリストに起こったとされる奇跡を喜ぶ週を過ごします。
その週の金曜日3月29日は「Good Friday」で祝日に当たり、その日から月曜日の4月1日の「Easter Monday」も祝日に当たります。
土日をお休みにして、4日間の休日になった場合、これがイースターホリデーに当たりますが、ホリデーは2週間だったり、公共の祝日だけだったりホリデー取得期間が人によって違います。
多くのイギリス国民は4日~1週間くらいでしょうか。
3月28日(木)Maundy Thursday(キリストが弟子たちの足を洗ったことを記念し、最後の晩餐を行い)、3月29日(金)Good Friday(十字架にかけられ、人々の代わりに自らの命を捧げた日)、3月30日(土)Pesach(passover) First Day(過越しの初日)、3月31日(日)Easter Sunday(復活祭の日)、4月1日(月)Easter Monday(復活の月曜日)と、各々の日や曜日によってイースターは意味があります。
以下画像にもウサギが映っていますが、多産で知られるウサギは、生命や繁栄の象徴で、イースターバニーがクリスマスのサンタクロース同様に良い子にだけプレゼントをくれる存在なのです。
イースターエッグは特別な卵で、イースターか春の時期のお祝いとして与えられます。
イースターエッグの中身が空っぽなのはキリスト教の中ではキリストの埋葬場所が空っぽとなった(=キリストが甦った)ことのシンボルとなっています。
昨今のイングランドでは卵の形をしたチョコレートをイースターの日に子供たちに与えていますが、たまに(殻を)装飾したり、中身が空だったり、時々他のお菓子がその中に入っていたりして、子供にとって楽しいイベントです。
伝統的なイースターエッグは*2)レントの最後のお祝いのために発展してきたものですが、歴史的にも古いしきたりでは家庭内に残っている卵をレント前に使い切ってしまうしきたりがあったり、パンケーキ・デーの習慣としても確立されているように懺悔(ざんげ)の火曜日にお祝いされています。
しかも、イングランドのイースターでは卵を使ったゲームも沢山ありますよ!
最近日本でも人気のエッグハント(子供たちに卵を探しあててもらうため、隠します)、エッグ・ローリング(丘の上から卵を転がすゲーム)、エッグ・タッピング(各プレーヤーがゆで卵を叩き合って割るゲーム)、エッグ・ダンシング(床の上に卵を並べてその上でダンスをして卵を割らないように踊るゲーム)等があります。
皆さんもイースターを楽しんでくださいね!!