マークスガーデンアート

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北アルプスの大自然を活かした広大な庭園

ガーデン面積:3,305㎡+拡張工事2,480㎡=5,785㎡
施工分野:ランドスケープデザイン、資材輸入販売、植栽工事、定期メンテナンス、ガーデナー育成、コンサルティング

北アルプスの広大な大自然を背景に、イングリッシュガーデンを創りたいとの依頼を受けたのは2010年7月のことでした。
雪深い長野県小谷村にある「白馬コルチナリゾート」では、日本海側の湿った雪が北アルプスを越え、3m以上の積雪になる日本屈指のスキーリゾート地でもあります。そして春になると、雪解けと共に草花は目覚め、一面鮮やかな彩りが蘇ります。山の中腹に位置するこのガーデンは、春から秋まではもちろん、雪をかぶる冬にも幻想的な美しい景色を楽しめる場所となりました。

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白馬の雄大な自然と調和する庭

この上の写真にあるハーブガーデンから見た景色は、2012年にプレ・オープンを向かえてから7年ほど経過した時の写真です。根気よくメンテナンスを繰り返すことで、ガーデン全体が年々成長し、見る人すべてを楽しませてくれるようになりました。

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階段を上るとパティオにたどり着き、そこからウォールドガーデンを抜けて、ボーダーガーデンを真っ直ぐに進み振り返ると上の景色が眼前に広がります。
この優雅な「ホテルグリーンプラザ白馬」、白馬の大自然、そしてガーデンの一つ一つが引き立つ贅沢なスポットです。
ルピナス、ピオニー、ゲラニウム、バーバスカム、アルケミラモリスなど、様々な宿根草を春から秋まで飽きることなく、一同に見ることができます。

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広大な庭の中には「ガゼボ」と呼ばれるあずまやや「テンプル」と呼ばれる神殿もあり、更には鷲や鹿などのスタチュー(彫刻)などの配置も計算されています。
所々このような「発見」があるようにし、飽きやすい小さなお子さんも、疲れやすいご年配の方も安心して散策できるようになっています。

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傾斜のある遊歩道を一歩ずつ先へ進んでいくとウッドランドエリアにたどり着きます。
訪問者の方が負担の少ないように進める設計となっています。木漏れ日の続く森林浴ができるエリアでもあり、早春(5月後半)~は東京近郊では見かけない山野草が生き生きとしています。

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下左:小川を横切る木道を進むと水芭蕉が咲き誇るエリアへ
下右:サトイモ科のマムシグザ

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レンガの塀で囲まれたウォールドガーデンエリアは、同じガーデンなのに少しだけ暖かくなっており、育つ植物が違います。
オリエンタルポピー、セントーレアなど宿根草の華やかさを感じられる空間となっています。
ムーンウィンドウから顔をのぞかせて撮る写真も人気のようです。

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白馬の大自然と共存し成長する

白馬コルチナ・イングリッシュガーデンには北アルプスから雪解けのきれいな水が流れています。
設計の中で小川や樹木、生息している植物を含む自然からの宝物を残すことを、デザイナーは第一に考えます。自然との共存 − それがどの庭を設計、施工する上でとても大切な要素だからです。
そしてここ白馬の気候と人々がこの庭を育ててくれています。
年々生長を続ける庭は、ガーデナーたちの絶え間ない努力のおかげで素晴らしい表情を見せてくれ、庭が「生きている」事を強く感じさせてくれます。


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