マークスガーデンアート

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ガーデン面積:1,093㎡
施工分野:ランドスケープデザイン、工事コンサルティング、植栽工事、定期メンテナンス、コンサルティング

森に囲まれたリハビリセラピー・ガーデン

茨城県結城市にある結城病院からご依頼を受けました。
病院側からは「患者様はもちろん、そのご家族、お見舞い訪問者、そしてここで働く医師、看護師、療法士、職員共々が心と体をケアできるガーデンを作りたい」というのがご要望でした。
ガーデン造成はリハビリルーム前。遊歩道はリハビリを行う患者様の回復レベルに合わせて、歩ける数種類のコースを用意しています。ガーデン内にはベンチも設置して、「疲れたら休む」、「目的のあのベンチまで頑張る」など、無理をしない配慮もレイアウトの中に組み込んでいます。

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一年を通して楽しめる庭づくり

2005年に病院の敷地全体を総括するランドスケープ計画が始まり、病院に入るアプローチから外周に掛けて、長い年月をかけ少しずつ樹木やシュラブを植栽し、敷地内の枠や背景を整えていきました。このリハビリ・セラピーガーデンに取り掛かったのは、ランドスケープ計画が始まってから関わり始めて10年目のことでした。
デザイナーは「春だけきれいな庭を創るのではなく、一年中楽しめる庭に・・・」という想いのもと、この土地の気候、日当たり、建物との境、景観など数多くのことを計算した植栽計画に取り組みました。訪れた人々は様々な香り、色彩、感触、そして季節そのものを感じて、このガーデンで自然を感じながらセラピーを受けます。

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上:と空に向かって伸びるフォルムが特徴的なコロラドビャクシン

下:ハクチョウソウ(ガウラ)は真夏でも元気な宿根草

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芝生の活用

広大な敷地を活かし、日本芝を敷きました。メンテナンスが大変そうに思われがちな芝生ですが、正しい手入れ法の知識さえ身につければ、毎年青々と茂る素敵な芝生を楽しめるようになるはずです。

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散策が楽しくなる庭

「好きな植物を探しながら、お気に入りのところまで頑張る!」と療法士さんとお話をしながら、一歩一歩リハビリに励む姿があります。外の空気が吸いたい、陽の光を浴びたい、そういって車椅子で散策に出られる患者さんもいらっしゃいます。
日差しの強い日には、リハビリルームで用意されている麦藁帽子を被って、散策されています。

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