マークスガーデンアート

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ガーデン面積:Front 約281㎡+Rear 約74㎡=Total 約355㎡
施工分野:リニューアル外構+植栽、不定期メンテナンス
コンセプト:家屋はそのまま、家を守ってくれる敷地境界フェンスのやり直し、近隣からのプライバシー確保、夏の直射日光から守ってくれる植物達、門扉から鉄平石の踏み石を歩き、風情のある灯籠や植物達を潜って、玄関へ続く昔の庭の構造を取り戻す。

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建物に合う、オーナーの気持ちに沿った外構・庭を作っていく

当時、仕事をしながら自宅の外構を某工務店に預けてしまったY様。気持ちを分かってもらえないデザイナーからはオーストラリア産の土留めの石、アルミのフェンス、コンクリートブロックの提案施工で、庭はとても小さな面積となってしまいました。更に昔からお父様とお母様が大事にされて、受け継いできていた敷地内の塀や植物、庭の灯籠や貴重な石を取り払われ、お父様との思い出さえも無くなったかのようで、心を傷めていたお母様とY様は外構と庭のやり直しを検討しました。
築40年の住宅、景観的に合う素材を検討し直しです。
英国人ガーデンデザイナーと言っても英国素材だけを提案する訳ではなく、建物に合ったデザイン、大谷石、鉄平石、灯篭、フェンスなど和風資材の提案も行います。

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デザイナーのマークにとっても自分の持つ知識とネットワークで仕上げる和スタイルのガーデンです。
ご依頼主様から預かった写真は昔の庭にどんな植物がどんな位置に植わり、どんな資材(石、門、デザイン等)が使われていたかを読み取る貴重な資料。
全く同じ庭には戻れませんが、ご依頼主の現在の生活スタイルに庭は寄り添っていけるのか?
植物たちは?デザインは?景観は?
機能性は?素材は?色々な事を考え、お客様と庭全体の再構築が始まりました。
先ずは外構と駐車場となっていた箇所のコンクリートを打破し、庭となる場所の整理を行いました。

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ご先祖様から譲り受けた土地を如何に大切にされているかが、私達にも伝わってきます。そんなオーナーの想いを形にしていく。
英国と日本で文化や庭のスタイルは違えど、気持ちは同じ。Y様は「植物を大事に育て、大切に考えてくれるマークさんだから家のことも私達の意見も大事にしてくれる方だと確信してお願いしました」と仰って下さいます。
仕事が忙しく、外構の打合せに参加できず、工事状況に目を配る事ができない、イメージも湧かないまま取り掛かるとハード資材の工事は取り返しがつきません。
私達との打合せでは一つ一つ資材を確認、工事を毎日確認してもらいながら進め、植栽工事に辿り着きました。

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オーナーのY様とお母様は「生き生きとした緑を見てるだけでも落ち着く」と仰ってくれました。
その言葉だけでも私達と同じ目線で庭を見てくれていた事が分かります。
外周フェンスは以前コンクリートブロックにアルミフェンスで毎日目にするのが苦痛だったとの事。Y様にとっては費用のことを考えると残念な出費となりましたが、取り壊して建物に合うフェンスへのやり直し希望でこちらの竹フェンスとなりました。
納得のいく仕上がりです。


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フェンスの内側はプライベートな空間。庭の玄関先には紅葉を含むカラーリーフを多用しています。
Y様は和の植物も洋の植物も丁寧にきれいに整理されて育てています。
私達は年に数回、剪定作業でメンテナンスに伺っていますが、広いお庭なので手入れも大変なはずですが、お客様をお迎えする門から玄関までの前庭には雑草がほとんどないくらい、いつも綺麗にされています。
こちらのお庭でも灌水パイプを設置していますが、灌水に頼り過ぎずご自身でも散水ホースで水遣りをしています。

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庭の日当たりが良い場所にはパラソルを立てて、少し和風とは切り離した空間。
こちらにはクレマチスやジャスミンを這わせ、お友達とお茶をしながらお庭を眺める空間となりました。

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少しずつ、数年にわたりこの庭への工事が入ります。
例えばこちらのパラソル部分は前庭の工事完成後に行いました。
未だ、植物たちも若く土肌が見えています。丁寧に雑草取りを行い、水やり、手入れを行ってくれる方だからこそ植物たちもその思いを姿形で表現してお返ししてくれます。
今ではこのエリアはギボウシ、シモツケ、ジャスミンなども大きくなり、落ち着いた様子を楽しめるようになりました。

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